バドミントンのゲーム練習で何を意識する?課題を1つに絞って試す方法
- ゲーム練習で何を意識すればいいのかわからない
- ミスを減らしたいけれど、何から変えればいいのかわからない
- 課題を決めても、ゲームが始まると忘れてしまう
そんなことありませんか?
ゲーム練習は楽しいけれど、ただ試合を繰り返すだけになってしまうこともあります。
かといって、毎回たくさんの課題を意識しながらプレーするのも難しいですよね。
僕はミスをしたとき、「できなかった」で終わらせず、なぜミスしたのかを考えることが多いです。
原因によっては、ゲーム中に立ち位置やプレーを変えて試すこともあります。
今回は、ゲーム練習で意識することをどう決めるか、途中で忘れたらどうするかを紹介します。
難しいことを全部やる必要はありません。
次のゲームで試せそうなことを一つ持ち帰ってもらえたらうれしいです。
ゲーム練習で意識することは、まず1つに絞ろう
僕はゲーム練習をするとき、基本的に「今日はこれを意識しよう」と決めてからプレーしています。
意識することは、基本的に1つだけです。
例えば、レシーブを課題にするとしても、意識することはいくつもあります。
- カウンターを狙う
- ロブをしっかり上げる
- ネット前に短く返す
僕の場合は、この中から1つを選んでゲーム練習に取り組みます。
なぜなら、あれもこれも意識しようとすると、何を練習したかったのかわからなくなってしまうからです。
もちろん、カウンターを意識する日だからといって、どんな球でもカウンターを狙うわけではありません。
相手のショットや自分の体勢によって、ロブを上げた方がいい場面もあります。
大切なのは、自分が決めた課題を意識しながら、実際のゲームの中で試してみることだと思います。
ゲーム練習で何を意識すればいいかわからない人は、まずは課題を1つ決めることから始めてみてください。
課題を1つに絞っても、試す方法は1つとは限らない
僕はゲーム練習をするとき、基本的に意識する課題を1つに絞っています。
ただし、同じ課題でも、ゲーム中にいろいろな方法を試すことはあります。
例えば「今日はカウンターを狙おう」と決めた場合です。
カウンターを打つには、まず自分が待っているコースに相手の返球が来ないといけません。
そこで僕は、どうすれば自分の待っているコースに打ってもらえるのかを考えます。
立ち位置を変えてみたり、ロブを上げるコースや高さを変えてみたり。
相手の返球を予測しながら、カウンターを狙える状況を作ろうとします。
もちろん、思いどおりの場所に打ってくれるとは限りません。
それでも、ただカウンターのチャンスを待つのではなく、どうすればチャンスを作れるのかを考えることも練習になると思っています。
大切なのは、決めた課題を意識しながら、自分なりに工夫してみることです。
課題は1つでも、相手によってプレーを変えてみる
僕はゲーム練習で意識することを基本的に1つに絞っていますが、いつも同じプレーをするわけではありません。
例えば「今日はレシーブでカウンターを狙おう」と決めた場合。
カウンターを狙うには、相手がどこに打ってくるのかを考える必要があります。
そこで僕は、相手のプレースタイルによって狙い方を変えています。
相手がこちらの動きや空いているスペースをよく見ている選手なら、あえてスペースを空けてみることがあります。
反対に、打ちやすい球が来たら積極的に打ってくる選手なら、わざと打ちやすい場所にロブを上げてみます。
どちらも、自分がカウンターを狙いやすい場所に打ってもらえないかと考えてのプレーです。
もちろん、狙ったところに打ってくれるとは限りません。
相手によって反応も違いますし、同じ相手でも毎回同じコースに打つわけではありません。
だからこそ、相手のプレーを見ながら、立ち位置や返球コースを変えて試しています。
ゲーム練習で意識する課題は1つでも、その課題を達成するための方法はいろいろあると思います。
最初から正解を決めつけず、相手の反応を見ながら工夫してみることも、ゲーム練習の面白さではないでしょうか。
「ミスを減らす」ではなく「いつ、何をするか」を決める
課題を決めるときは、少し具体的にするのがおすすめです。
例えば「レシーブのミスを減らす」という目標。
これでも悪くはないけれど、ゲーム中に何を変えればいいか迷いませんか?
そんなときは、「どの場面で、何をするか」まで決めてみます。
例えば、こんな感じです。
① スマッシュレシーブを奥まで返したい
「相手が打つ前に、自分の立ち位置を確認し前で打つを意識」
② レシーブのミスを減らしたい
「腰を落として、手首を立てて準備する」
③ 前に落とされた時、動き出しが遅れる
「後ろに構えすぎていないか、足はしっかり動かす」
大切なのは、プレーの結果ではなく、自分が試せる行動にすることです。
ただし、同じ課題でも原因は人によって違います。
レシーブをミスする理由が立ち位置とは限りませんし、相手の球が厳しければ狙ったコースに返せないこともあります。
だから最初から「これが原因だ」と決めつけず、「今日はここを確かめる」と考えれば十分です。
実際に試してみて、違うと感じたら課題を変えても構いません。
ゲームが始まる前に「今日は何を意識するんだっけ?」と自分に聞いて、すぐ答えられるくらいが使いやすいと思います。
課題が見つからないときは、この3つから考えてみよう
「一つに絞ろう」と言われても、そもそも何を意識すればいいかわからないこともありますよね。
そんなときは、直近のゲームで気になった場面を思い出してみてください。
特に思い浮かばなければ、次の三つを手がかりにしてみてください。
① 立ち位置は合っていた?
相手にサイドを抜かれたり、前に落とされた球に届かなかったりしたとき、反応が遅かったと考えることがあります。
でも、少し立つ位置を変えれば届いたかもしれません。
まずは「どこに立っていたか」「どの方向を守ろうとしていたか」を思い出してみます。
ただし、位置を変えると別のコースが空くこともあります。
ダブルスではパートナーとどこを分担するかも一緒に考えたいところです。
② 狙ったコースへ返せていた?
レシーブやクリア、スマッシュなどから一つ選び、「どこへ打つつもりだったか」と「実際にどこへ飛んだか」を比べてみましょう。
たとえば、奥へクリアを打つつもりが短くなったのか。
それとも、奥行きは足りていたけれど左右にずれたのか。
結果が違えば、次に確認したいことも変わります。
まずは余裕のある場面だけを見ても大丈夫。
追い込まれたときのミスまで一緒に考えると、原因がわかりにくくなることがあります。
③ 相手を見て判断できていた?
打つコースや前衛で動くタイミングに迷ったときは、相手の体勢や打点を見られていたかを振り返ってみます。
たとえば前衛なら、早く触りに行くことだけでなく、相手がどんな球を打てそうかを見て待つ選択肢もあります。
相手の体勢が崩れていれば、打てるコースが限られる場合もありますよね。
その情報を使えば、ただ反応するだけでなく、次の返球を予測する手がかりになるかもしれません。
大事なのは、この三つを全部意識することではありません。
今の自分に関係がありそうなものを一つ選んで、ゲームの中で確かめることです。
ミスをしたら、試合中に変えられることを試してみる
僕はゲーム中にミスをすると、ショットそのものだけではなく、なぜそうなったのかを考えます。
原因によっては、次のラリーから少し変えてみることもあります。
実際に、ダブルスのレシーブでサイドラインを抜かれたことがありました。
そのときは立ち位置をサイド寄りに変えて、センターはパートナーに任せるようにしました。
すると、それまで抜かれていたサイドの球に対応できるようになったんです。
この経験で伝えたいのは、「レシーブではサイドに寄るのが正解」ということではありません。
ミスの原因を技術だけに求めず、立ち位置や守備範囲も考えてみるということです。
サイドに寄れば、その分だけセンターとの距離は変わります。
いつでも同じ位置に立てばいいわけではなく、相手の攻撃やパートナーとの分担によって判断も変わると思います。
また、サイドを抜かれた理由が本当に立ち位置だけだったかは、この経験だけでは断定できません。
それでも、実際に位置を変えて対応できたことは、次に似た場面が来たときの手がかりになります。
試合中にフォームを大きく直すのは難しいかもしれません。
でも、立ち位置や狙うコースのように、その場で試せることもあります。
原因がはっきりしなければ、無理に答えを出さずに「次はここを見よう」と決めるだけでもいいと思います。
ゲームが始まると課題を忘れるなら、思い出すタイミングを決めよう
課題を決めたのに、ゲームが始まると忘れてしまう。
相手の球を追って、パートナーと動いて、点数も気にしていたら、考えることはたくさんありますよね。
そんなときは、忘れないことより、思い出すタイミングを作る方法を試してみてください。
たとえば、ラリーが終わったときに一言だけ確認する。
「立ち位置」
「相手の打点」
「返す方向」
など、練習前に決めた短い言葉で十分です。
ラリーの間に余裕がなければ、ゲームが終わってからでも大丈夫。
次のゲームに入る前に、「さっき何を意識するつもりだった?」と確認してみます。
何度も忘れてしまうなら、課題が大きすぎる可能性もあります。
「レシーブ全体をよくする」ではなく、「相手が打つ前の立ち位置だけ確認する」のように、見る場面を狭めてみましょう。
一方で、意識する場面そのものが来なかった場合もあります。
そのときは「できなかった」と決めつけず、「試す機会がなかった」と分けて考えます。
無理に課題の場面を作って、普段なら選ばないプレーをする必要はありません。
ゲーム後は「試せたこと」と「次に見ること」を短く残そう
ゲームが終わったら、最初に決めた課題を思い出してみてください。
おすすめは、長いメモを書くことではなく、次の三つだけを残す方法です。
① 今日の課題
何を意識するつもりだった?
② 試せたこと
どの場面で、何を変えた?
③ 次に見ること
もう一度確かめたいのは何?
たとえば、次のようなメモです。
今日の課題:サイドのレシーブで立ち位置を確認する
試せたこと:サイド寄りに立って対応できた場面があった
次に見ること:相手の攻撃によって位置を変える必要があるか確認したい
これは書き方の例で、実際の練習記録をそのまま写したものではありません。
結果だけでなく、試したことを残しておくと、次のゲームで何を意識するか決めやすくなります。
原因がまだわからない場合は、「準備が遅かったかもしれない」と仮説として書き、事実と分けておくといいですね。
ここではまず、今日の課題を一つ思い出して、短く書き残すところから始めてみてください。
まとめ|次のゲームで試すことを1つ決めよう
ゲーム練習で何を意識するか迷ったら、たくさんのことを変えようとしなくて大丈夫です。
まずは課題を一つ選び、「どの場面で、何をするか」まで決める。
ゲーム中に忘れたら、ラリーやゲームの区切りで思い出す。
そして終わったら、実際に試せたかを短く振り返る。
うまくいかなかったとしても、何を試したのかがわかれば、次に確かめることを考えられます。
まずは次のゲームで、一つだけ意識してみませんか?
あわせて読みたい
バドミントンはゲーム練習ばかりでも上達できる?課題を次のゲームにつなげる考え方



