はじめてのバドミントン

【初心者必見!!】バドミントン初心者が最初に覚えるべき基本ルールとマナー

【初心者必見!!】バドミントン初心者が最初に覚えるべき基本ルールとマナー
  • バドミントンを始めたけどルールがいまいちわからない
  • やってはいけないことってなんだろう?
  • 最初に覚えることってどこまで必要なの?

そんなふうに悩んだことはありませんか?

僕は高校からバドミントンを始めて、全国大会にも出場したことがあります。

この記事では、初心者の方が最初に覚えておくと安心な「基本ルール」と「マナー」を、わかりやすくまとめました。

これを読めば、練習や試合で困ることなく、気持ちよくプレーできるようになりますよ。

バドミントン初心者が最初に覚えるべき基本ルールまとめ

はじめに覚えておいて方がいいルールを紹介します。

  • 試合の進め方
  • シングルスとダブルスの違い
  • インかアウトの基準
  • ラリー中のルール
  • サービスに関するルール

このほかにも細かなルールはありますが、それはやりながら覚えていけば大丈夫です。

試合の進め方

バドミントンの試合は、基本的に「21点制・3ゲームマッチ」で行われます。

つまり、21点先取のゲームを最大3回までおこない、2ゲーム先に取った方が勝ちです。

20-20になった場合は、先に2点先取(MAX30点まで)した方が勝ちです。

また、試合の途中で「チェンジエンド(コートを入れ替える)」があります。

これは、1ゲーム終了毎と、最終ゲーム(3ゲーム目)で11点に達したときに行います。
風や照明の影響をフェアにするためです。

シングルスとダブルスの違い

シングルスとダブルスでは、使うコートの広さが異なります。

  • シングルス:縦は全部使うけど、横は内側のラインまで
  • ダブルス:縦も横も外側のラインまで使います(ただし、サーブのときだけ縦は内側まで)

最初はちょっとややこしく感じるかもしれませんが、何度かプレーするうちに自然と慣れていきます

インかアウトの基準

シャトルがラインに少しでも触れていれば「イン」になります。

全部ラインから出ていれば「アウト」です。

シングルスでは、サイドライン(横のライン)の外側は使いません。

ダブルスではサイドラインの外側も含めてプレーするので、覚えておきましょう。

ラリー中のルール

バドミントンでは、ラリー中に以下のような行為は反則です。

  • シャトルを2回以上打つ(たとえば、ペア同士で1回ずつ打つのはNG)
  • ラケットや体がネットを越えて相手コートに入る
  • ラケットや体がネットに触れる

スピード感のあるラリー中にやってしまいがちですが、ルール違反になるので注意です。

サービスに関するルール

初心者がつまずきやすいのがサーブのルール。

以下のポイントを押さえておきましょう。

  • サーブを打つ位置の高さは115cm以下
  • サーブのときは両足の一部を床につけたまま打つ
  • 自分の得点が偶数のときは右側から、奇数のときは左側からサーブ

最初は混乱しやすいですが、練習を重ねるうちに自然と覚えられます。

バドミントン初心者が守りたい!基本マナー5選

今まではルールについて説明してきました。

ここでは知っておいた方がいいバドミントンのマナーを紹介します。

  • 練習や試合でコートに入るときは挨拶をする
  • シャトルを相手に当ててしまったら謝る
  • シャトルはネットの上から優しく相手が取りやすいように返す
  • ミスしてもネットを叩かない
  • シャトルが他のコートに入ったら、プレーが止まるのを待って取りにいく

難しいことではないので、ぜひ覚えて実践してみて下さい。

練習や試合でコートに入るときは挨拶をする

お互いに気持ちよく、試合や練習をするためにも挨拶はとても大切です。

コートへ入る前に「お願いします!」

試合が終わったら「ありがとうございました!」とコートに向かって礼をしましょう。

楽しくバドミントンを続けていくためにも挨拶を大事にしてください。

シャトルを相手に当ててしまったら謝る

ラリー中に、たまたま相手にシャトルを当ててしまうこともあります。

そんなときは、すぐに「すみません」と一言伝え、ラケットを軽く上げて謝りましょう。

このちょっとした気配りが、お互いに気持ちよくプレーを続けるためには欠かせません。
バドミントンは相手がいてこそ楽しめるスポーツ。だからこそ、思いやりのある対応が大切です。

シャトルはネットの上から優しく相手が取りやすいように返す

練習や試合の途中でシャトルを相手に返す場面では、「ポン」と軽くネットの上から優しく相手の胸に向かって返しましょう
ネットの下から通したり、相手のいない方向に返してしまうのはマナー違反です。

雑にシャトルを返されると、相手は不快に感じるかもしれません。

お互いに気持ちよく練習を進めるためにも、ちょっとした配慮を忘れずにいたいですね。

ミスしてもネットを叩かない

ミスをしたとき、悔しい気持ちになるのは自然なことです。
しかし、ラケットでネットを叩いたり、道具に当たったりするのはマナー違反です。

その場では気持ちを切り替えて、次のプレーに集中するのがおすすめです。
イライラを引きずりながら練習や試合をすると、ミスが増えてしまう原因にもなります。

周りの雰囲気にも影響するので、冷静な気持ちを保つことが、楽しい練習や試合につながります。

シャトルが他のコートに入ったら、プレーが止まるのを待って取りにいく

バドミントンは、複数のコートが並んで使われることが多いスポーツです。そのため、自分の打ったシャトルが、他のコートに入ってしまうこともあります。

そんなときは、相手コートのプレーが止まるのを待ってからシャトルを取りに行きましょう。
急に入ってしまうと、相手を驚かせたり、ぶつかってケガをする可能性もあります。

シャトルを拾う際には「すみません」と一言添えると、より丁寧な印象を与えられます。

おわりに

バドミントンは、ルールやマナーを守ることでより楽しく、安心してプレーできるスポーツです。

最初は覚えることが多く感じるかもしれませんが、少しずつで大丈夫。

今回紹介した内容を押さえておけば、どんな場面でも気持ちよくプレーできます。