はじめてのバドミントン

【社会人向け】バドミントン中に最適なスポーツ飲料は?アイソトニックとハイポトニックの違い&飲み分け完全ガイド

  • 「バドミントンの途中で、なんとなくポカリやアクエリアスを飲んでいる」
  • 「暑い日は氷を入れて冷やしているけど、それって正しいの?」
  • 「試合後の疲労感が抜けにくい…もしかして飲み物のせいかも?」

社会人プレーヤーにとって、限られた練習時間で最大限のパフォーマンスを発揮するには、「飲み物の選び方」が意外と重要です。

僕はバドミントン歴20年以上、全国大会にも出場経験がありますが、社会人になってから飲み物を見直したことで、動きの軽さや集中力の維持に違いを感じました。

この記事では、

  • スポーツ飲料の基本「アイソトニック」と「ハイポトニック」の違い
  • バドミントンでの効果的な飲み分け方
  • シーン別(試合前・試合中・練習後)のおすすめ飲み方
  • コンビニで買えるおすすめ銘柄

をわかりやすく解説します。

読み終えるころには、水分補給が「喉を潤すだけ」から「パフォーマンスを維持する飲み方」に変わるはずです。

 アイソトニックとハイポトニックとは?【スポーツ飲料の基礎知識】

スポーツ飲料は大きく分けて「アイソトニック」と「ハイポトニック」の2種類があります。
これは体液との浸透圧の違いによる分類で、吸収速度や目的が異なります。

【アイソトニック飲料とは】特徴・おすすめ銘柄を紹介

特徴

  • 浸透圧:人の体液とほぼ同じ(約0.9%食塩水相当)

  • 主な役割:水分・糖分・ミネラルをバランスよく補給

  • 吸収速度:ややゆっくり(ただしエネルギー補給ができる)

  • 向いている場面:運動前、軽い運動中、運動後の栄養補給

代表例

  • ポカリスエット

  • アクエリアス

  • グリーンダカラ

ポイント
試合や練習の前に飲むと、糖分がエネルギー源として働き、疲労感を軽減しやすいです。

【ハイポトニック飲料とは】特徴・おすすめ銘柄を紹介

特徴

  • 浸透圧:体液より低い(薄い)

  • 主な役割:水分を素早く吸収し、脱水を防ぐ

  • 吸収速度:速い

  • 向いている場面:発汗量が多い運動中、暑熱環境、試合間の短時間補給

代表例

  • アミノバリュー

  • アクエリアスゼロ

  • VAAMウォーター

ポイント
試合中や真夏の練習など、とにかく早く水分を体に入れたいときに最適です。
糖分が少ないため、胃への負担も軽くなります。

 違いを比較!どっちをいつ飲めばいい?【一覧表付き】

種類 浸透圧 吸収速度 主な目的 向いている場面 代表的な飲料
アイソトニック 体液と同じくらい 普通 エネルギー補給・ミネラル補給 試合前・練習後 ポカリスエット、アクエリアス
ハイポトニック 体液より低い 速い 素早い水分補給・脱水防止 試合中・暑い日の練習 アミノバリュー、VAAMウォーター

 バドミントンにおける最適な飲用タイミング

  • 試合前(30分〜1時間前) → アイソトニックで糖分とミネラルを補給

  • 試合中/練習中 → ハイポトニックで素早く水分補給

  • 練習後 → アイソトニックで糖質+ミネラルをリカバリー

 社会人バドミントンプレーヤー向け|シーン別おすすめの飲み方

試合前(30分前)

  • ポカリスエットやアクエリアスを200〜300ml

  • 糖分がエネルギーに変わり、スタミナ切れを防ぎやすくなります。

試合中

  • アミノバリューやアクエリアスゼロを1回100ml程度ずつこまめに

  • 胃への負担を避けつつ、発汗による水分ロスを防ぎましょう。

練習中

  • 気温が高い日はハイポトニック中心に。

  • 涼しい日はアイソトニックを少しずつ飲んでもOKです。

練習後

  • アイソトニック+軽食で糖質とミネラルを補給

  • 30分以内に摂ることで疲労回復がスムーズになります。

 暑い日のスポドリの工夫【薄め方・氷対応】

  • 氷を入れると冷たく飲めるが、入れすぎると濃度が薄まり吸収が悪くなる

  • アイスクーラーボトルに入れて持参すると温度キープが可能

  • 真夏は市販のアイソトニックを1.2〜1.5倍に薄めると胃に優しく吸収が早くなる

 コンビニでも買える!おすすめ市販スポーツ飲料5選

ハイポトニック系

  • アミノバリュー

  • アクエリアスゼロ

アイソトニック系

  • ポカリスエット

  • アクエリアス

  • グリーンダカラ

まとめ|飲み物を変えるだけで、練習の質は上がる!

飲み物選びでパフォーマンスが落ちるのは、もったいないことです。
社会人だからこそ、「喉が渇いたら飲む」から「体を整えるために飲む」へ。

ちょっとした意識の違いが、動きや集中力に大きな差を生みます。
今日からあなたも、“飲み方改革”を始めてみましょう!